家電線
詳細
家電製品の電力供給用として広く使われている電線であり、銅率は35%前後(但し内線は細い)。
先端部分は付いていても問題ないが、ACアダプタやタップ等、電線以外の部分はダスト扱いとなり、減額が生じる。家電線は細く、これらの部分はハサミ等で容易に除去可能。
VA線(Fケーブル、灰色の平たい線)と銅率で比較すると、銅率の差以上に低値に見えるが、これは内線が細く、剥いてもピカ線にならないため。
同軸ケーブル(アンテナ線)や鉄線付雑線のように、銅率が家電線に満たない低質の雑線も存在し、それらの中には買取できないものもある(剥線作業費が取出した銅の価値を上回る)。
被覆に相当する部分が金属(鉄や鉛、金属網等)や硬い樹脂等、剥くことが困難なものは買取りしないことがある(内部の銅線を取り出しリサイクルするのが目的なので、容易に剥けることが重要)。剥線が困難なアジロ線(船用電線、舶用線)は買取らない。
光ファイバー線は一切扱わない。混入が確認された場合は買取不可。